シカゴプードル/Songs one day EP(2006)まぁまぁ、とりあえず、聴きなさい!(笑)

コンバンワッツゴーインオン!
今日、友人に家のCDラックをまじまじと眺められ、「しかし残念なラインナップだねぇ〜、とくにクリスミン・ドーキー(bass) 。」って言われた。
っテイ!好きなんだからしょうがないじゃない。

さて、好きなんだからしょうがないじゃないといえば、シカゴプードルさんですよ。
最近、私的ダントツプッシュ中の関西の、ピアノ系バンド、今日は2006年に発売されたミニアルバムの紹介。

シカゴプードル/Songs one day EP(2006)

視聴は→こちら

B000ILZ3MQSongs 4 one day EP
Chicago Poodle
TENT HOUSE 2006-11-08

70年代のロック&ソウルのエッセンス、「70年代〜80年代の洋楽AOR」と「邦楽シティポップっぽい歌謡曲」の共通項のエッセンスを、絶妙にミックスした楽曲と、年の割には渋いボーカルが印象的なシカゴプードル
という訳で、全曲の作曲を担当&ボーカルの花沢耕太さんの、音楽フトコロ事情(つまり音楽守備範囲)が妙に気になります(笑)。

さて、このSongs one day EP、ある1日の場面を切り取って歌にしたという、コンセプトアルバム。贔屓目に言わなくてもかなり、名盤だと思いますぜ。

1.HELLO
 別れの歌なのですが、なんともすがすがしいポップソング。
 1stステージに区切りをつけ、ステップアップのための2ndステージのドアを「HELLO!」とノックしている、そんな歌ですね。
 
2.JAM
 全般にキレのいい、クラビサウンドが響く、哀愁ファンキーナンバー。
 歌詞の内容こそ違うものの、寺尾聡さんの「ルビーの指環」的なクールさに、スティービーのクラビが上乗せされた感じ。
 でもやぱり、昭和のよきウタのにおいがするのがシカプー節。

3.Sha la la
 ピアノと歌のみの曲。どこか、メロディーに南部の黒っぽさ、ゴスペルっぽさを感じる曲。
  (ピアノが黒い訳ではないのですよ、メロディーが。)
  この歌のサビ、「Shalala」の部分を黒人シスターが20人くらいで「っクラピョハーンズ!」しながら歌ってる図が浮かびます。

4.ギフト
  ミディアムテンポのバラード。
  「「飛びたい」「でも恐い」その繰り返し 助走はもう十分だろう?」って歌詞が耳に残るんだよなぁ。 
  そんなあなたにふっとふく風のようなポップソングでございます。
  エンディングに向けて、もっとリズム隊がひっぱて、グルーブを組み立てる感じがあるとモアベター

ということで、今、シカゴプードルさんのCDをコレクト中なんですが、この人ら、捨てアルバムどころか、捨て曲がないです。
びっくりしますわ。
洋楽だけしか聴いてこなかった人にはもしかしたら、響かないかもしれませんが、「70年から93年くらいの邦楽と洋楽ソウル、ロック、AOR」がどちらもなんだか懐かしくて好きっていう方は、是非聴いてみてください。

ちなみに、このブログでの彼らのネタはこちらへ
シカゴプードル関連


しかし、ブランディングが下手そう某メジャーレーベルから、もし、デビューとかいうことになったら、どんなキャラにされちゃうんだろう。(憂)