ミナミホイール東京60WATTS 活動休止宣言ライブ!参戦

コンバンワッツ。
先発予告した、異例の60ワッツの活動休止宣言ライブについて、書いてみる。たぶん長い。
「多くは語らない(オオカワカタラナイ?)」つもりだけど、忘れたくないこともあるから。


そう9月5日の吉祥寺ライブを境に休止を発表した東京60WATTS
うすうす雰囲気は感じてたけど、あのにいさん方の素晴らしいライブの次がいつか分からないなんて、ちょっとへこんだよ。
活動休止だなんてずるいよってちょっとイラっとしたよ。







10月末、ミナミホイール第4段発表アーティストに「東京60WATTS」発表と?な?ホエー?
うっかり出演申請してたの忘れてたという、スタッフ氏神業によりまさかの出場。(本当にしこみじゃないらしい)
笑えるよなぁ〜でも、柔軟というというか、事務的にグダっとした感じがワッツらしくて、でもやっぱり嬉しくて大阪まで行ってきました。
ワッツの大阪ライブって東京とはまた違ったテンションがあるって話を前々から聞いていたことも手伝って、大阪でのライブが観られる機会も同時に手に入れられたシアワセ。

11月14日、朝9時には大阪についていたので、本能のまま胃袋をみたし、ワッツあなどることなかれってことで13時くらいにとりあえず会場の規模を確かめに、CELL BLOCKを偵察。ってフロア細っ長っ!ステージ高っ!
が、さすがにまだいーでしょーっと、向いの素敵なダイニング(1回目)にてビールを飲む12時→ミナホ探索。
そしてタケシ氏ソロライブでワタシがナンパしたC氏が教えてくれた大柴さんを観る、ビールを飲む16時。
日常を切り取った、でも、心がヒリヒリする歌詞、歌素敵でした。

この日ばかりは入場規制のかってがわからず、わりと心配性で17時にCELL BLOCKに向かう。
そういえば行きしな「鹿」に出会ったなー。
さらに会場入り口についたらうっかり、某にいさんに出会い、会場の雰囲気とか音とか入場規制にかからない時間などを教えてもらう。
で、またその横にいた、たまたまミナホにでる知り合いのギタリアンに出会って、大阪にいることにビックリされる。
ここの偶然が重なった10分間くらいが面白かったね。

まだ時間はあるぞということで向いの素敵なダイニング(2回目)へ。でビールを頂く17時過ぎ。
気づいたらなんだか、いろんな人がいたけど、前打ち上げ!
ワッツへの期待やら、どーでもいい話でゆる飲み18時。

18時半、いよいよ会場へ。
2バンドを拝見し、いよいよ大トリ、60ワッツさん達の登場〜っ
この手のイベントはリハがないから、バックの4人がそれぞれ出てきて、セッティング。バランスを観ながら音を組み立っていく様子が、バンドってかっこええなぁってちょっと興奮。
各楽器がそれぞれにセッティングしてるのかと思いきや、誰かが弾いたフレーズに乗っかって4人の音がアンサンブルになる瞬間、つまりワッツの音になる瞬間、ゾクゾクした。
インストで「BIG CHIEF」?と思いきや、ボガンボスの「魚ごっこ」っで、タクオさんがピアノを転がし始め、そのあと、freedom始まりのステージの時にやるメロウなインストをセッティング時にやってましたね。
これだけでカッコいいんだもん。参っちゃうよな。

そして、タケシ氏ステージに現れないまま、インストで東京60WATTSのテーマへ。
いい感じに温まってきたところで2階にあるそでから降りてくるボーカル、タケシ氏。そのままテーマは歌わず、タクオさんの歌で「外は寒いから」がスタート。

セトリはこんな感じ。
(おーやまさんのとこから拝借しました。ペコリ。)

1. 東京60WATTSのテーマ(インスト)〜外は寒いから
2. 月夜にムーンウォーク
3. 目白通りいつも通り
4. 春夏秋冬
5. 昇天
6. I Like A ROLLING STONE

〜アンコール〜
7. すべてのバカモノへ
8. 東京60WATTSのテーマ

覚えてるんだけど、覚えてないんだよなーこの日のライブ。
他の方のブログ見てたらマイク倒したって書いてあったけど、私気づかなかったな。
いつもは「この曲で誰がどんなだった」とか「どんなMCをした」とか割合覚えているのですが、どうにも記憶にない。
5人の音が絡みあった「東京60WATTS」っていう音像が鮮烈すぎて、目には見えないんだけど、ずっとそれを見ながらオトに浸かっていたような気がする。
やっぱり、「多くは語るまい」いや「語れない」。

ライブはしんみりするスキなんて微塵もなく、ワッツの核心へどんどん入り込んでいった。
タクオさんどや顔だし、狂気と無邪気とファンキーがごった煮になったたけしさんの、歌の力っていったらいつもどおり凄まじい熱をおびてるし、ま、ようはいつものカックイイWATTSライブだった訳です。

いつものように「月夜にムーンウォーク」のイントロのタロさんギター、ド頭のカッコよすぎてでなきそうになったし、「目白通り」は「いつも通り」たけしさんの歌で狭いライブハウスに仰ぎたくなるほどの空がみえたし、「昇天」ではゾッとするほどの興奮を覚えた…これがワッツのいつもどおり。やっぱりすごいバンドだ。

昇天の途中からスイッチが入り、15年前のライブジャンキーだったsheenaxさんがご降臨してしてロックキッズのようになってました。30にもなって盛り上がり過ぎました、ごめんなさい。
そして、私の後ろにいたお兄さん、あなたの盛り上がり方が最高で、終わったあといきなり声をかけてしまってごめんなさい。(笑)

そのお兄さんも、他のファンの方も行ってたけど
「これ絶対戻ってくる」
私もそう思いました。

いい年して、おもちゃを渡された子供の楽しそうな顔してるね。
メンバーが一番、ワッツのことすきだね。って改めて実感。

うーん、こんなに楽しいワッツのライブがフロアから観れないなんて、メンバーもかわいそうな人たちだ(笑)フフ。


ワッツのライブしばらく観れないのはさびしいけど。
待ってるとするよ。

外は寒いから(このPV面白いですよ)



こんど、ワッツの人と話す機会があったら聞いてみようと思う。
「めちゃくちゃカッコいい大好きなライブバンドが休止中で、最近暇なんですけどなんかいいバンド知りませんか?」って。