東京60WATTS/nowhere(2010)
コンバンワッツ!
東京60ワッツのnewアルバム「nowhere」買いましたー
ちょっと言っていいですか?
「このアルバム最高です。」
も一回。
「最高です。」
nowhere 東京60WATTS FIVE D plus 2010-01-27 |
MUSICOで全曲試聴
http://mysound.jp/music/detail/t102QE/
タワレコの帰り道さっそくCDプレーヤーに入れた瞬間、震えました。
私にとっては、歌も鍵盤もギターもベースもドラムも何だか全部気持ちのいいところにビシビシ入ってくるサウンドなんです。
70年代のSSWとかソウルとAORとか好きな方には、真新しいことはやってないけれど、2010年にこのサウンドを聴けるのはものすごく新鮮という感覚を覚えるそんな1枚だと思います。
どうしても器用で天才的な鍵盤の琢雄さんに目がいってしまいがちな印象のあるバンドですが、ちゃいまっせ。
このアルバム、個人プレーがすごいんじゃない、この5人でしか出せない「東京60WATTS」というバンドが鳴ってる!
最近の邦楽って、エッセンスならいいんだけど、なんだかよくわからないストリングスで塗りたくって、雰囲気盛りたてる曲が多々あるけど、そういうイカサマ、ゼロですからね〜この人たち(笑)人力で戦ってます。
ざっくり、聴いてみた感想を。
鍵盤が全般的に幅広いレンジで演奏してて、その間をなめるかのようなギターが絡みあって、曲にいろんな表情をつけてるんです。
それを間違いなく支えるリズム隊。
この間21日のライブに行った感想でイントロのギターで「夜景がみえた」って書いたんですが、なんとその曲このアルバムに入っている「サンセットタウンに日は暮れて」って曲だった!びっくり。映像が見えるオト。
ソロパートじゃなく、ウワモノ楽器だけじゃなく、歌のバックの演奏で5人それぞれの音にライトが当たってる瞬間があってこれは本当にすごいなと思った。
別録りしてるのに、各楽器がまるでライブでキャッチボールするかのように聴こえるんだって。
さらにスピーカーで大きめの音で聴くと音の位置がわかるんです。
それもライブの定位置。5人の音が鳴っているところも含め、ものすごくライブ感があるサウンド。
バンド5人でコーラスしているのもさらにそれを後押ししてますね。
また、1曲目の「通り雨の交差点」から4曲目の「Freedom」までの割とアダルトコンテンポラリーなアレンジの4曲の流れが、曲間の空白まで緻密に計算されたのかってくらいスリリング。
あら?まさか、東京60WATTSに今さら私、ハマりましたか、コレ?
関西では2月11日に梅田にてインストアあるみたいなんですが、意外とファンがかぶっているという(広沢タダシさんとの対バンでタクオさんにビビビときたという方よく聞きますぜ。)シカプー好きな方、僕旅ワンマンファイナルの前にふらりといかがですか??行くといいと思う、いったほうがいいと思う、行こう!(笑)
↓
2/11(木・祝)
「nowhere」発売記念インストアライブ&サイン会
タワーレコード梅田NU茶屋町店 6Fイベントスペース 15時スタート
うめだが15じからでぇ、しんさいばしが18じかぁ、よぉゆうぅ。
2010.02.01追記。
このワッツの「nowhere」、夢を打ち壊してくれるらしい(笑)たくおさんのレビューが展開されております。
あぁーこういう話大好き。大好物。
http://blog.livedoor.jp/takeo_60w/