私のルーツ、来生たかおのコンサートへ行ってきたat東京厚生年金会館

こんばんワンダフル!
今日はセンチメンタル・ミュージック・ロマンス風味なので、4649!
来生たかおさんのコンサートを観に東京厚生年金会館に行ってきました。
いやぁ、懐かしいとか感慨深いとかいう以上に、言葉にできないもっと深いソレらを感じた今晩なのです。


説明すると長くなるんですけどね、25年ぶりくらいに来生たかおさんのコンサートを観たんです。
といって、私、1980年生まれのいま28歳なんで、3歳のときブリですよ、えぇ3歳。
これってカナリすごいと思いません?(笑)てーか、当時は未就学児でもコンサート入れたんだ。

両親が、ほどよく来生ミュージックを好きだったらしく、私がおなかにいる頃(1979年頃)も、家から徒歩5分で行ける千葉県文化会館ってとこによく、コンサートを見に行ってたらしんです。胎教音楽ってやつ!
その結果、2歳〜3歳にかけては、むしろワタシのほうが親より全然ハマっていたらしく、来生さんの切り抜きを肌身離さず持ち歩き、「おとなになったら結婚ちゅる〜(はぁーと)」って言ってたらしい。そして、毎日ずっとカセットを聴いていたらしい。
3歳女児としては(渋いというか)痛いやろー!

といっても、これは母から聞いた話で、上記の記憶はあんまりないんですが、不思議なことに、その当時、聴いてた曲は歌えるんですよ、歌詞みないでも

ちなみに、81年公開(←今調べた)のセーラー服と機関銃の曲「夢の途中」だって、当時は1歳だし映画に使われているなんて、わかる由もなく、小学生になってから、薬師丸ひろ子って、来生たかおの曲歌ってたんだって思った記憶があります。大橋純子さんのシルエットロマンスも明菜ちゃんも。あくまで、オリジナル先行(笑)。

で、今日、ふとコンサートの情報を仕入れて一人で行ってみた訳なんです。25年ぶりに。
ステージが始まり、来生たかおさんが、グランドピアノを弾きながら歌う一発目の声で、ほんとに歌が入って4小節目くらいまでで、ブアーっと涙がでてきてびっくり。
なんじゃ、この感覚?頭で理解する前に何かが崩壊してました。

その3歳から、今に至るまで、来生たかおの音楽を聴き続けてきたわけではないのに、「声が変わらない!」と直感的に思ったのも今思えば、不思議。

さて、本日のコンサート、08年12月に「余韻」というアルバムを発表されたとのことで、そこから全曲演奏されました。
このアルバム、来生さんが、子供のころに影響を受けていた曲、自分の音楽制作に影響をうけた昭和の流行歌がカバーとして6曲収められているということで、合間合間に「オヤジが聴いていた音楽です」とか、「小さい頃本当にいい曲だなって思ったんです」とかMCを挟む訳ですよ、でも私としてみれば、ズバリ、それが来生たかおさんな訳で、このタイミングでこの人のコンサートを見にきたっていうのは、すごいタイミングだなぁって。

やっぱりね、「三つ子の魂、百まで」っていいますけどね、最近、ピアノの音がやけに好きだったり、哀愁を感じるメロディが好きだったり、やっぱり、日本語の歌に戻ってきてしまうあたり、もろ、この3歳のときの来生魂が百まで続くんじゃないかなぁーと思っちゃたんですよ。

音楽とは不思議ですね。楽しいですね。素敵ですね。
来生たかおさん、ありがとう!やっぱり、私はあなたが大好きみたいです。


あ、「おとなになったら結婚ちゅる〜」って言ってた、sheenax女児ですが、いまだ、結婚できてません。(笑)
てか、おとなになってないのかもー!フフ。

で、せっかくなんで、来生たかおさんと、AORをつなげてみます。

来生たかお/ジグザグ(1977)

ジグザグ

ジグザグ

引っぱり出してきました。このアルバム。
ロス録音で、参加メンバーがすごい!
なんと、ジム・ケルトナー、クラウス・ヴーアマン、デヴィッド・フォスター、ダニー・コーチマー、トム・スコット、リー・リトナー、ポウリーニョ・ダコスタ、エド・グリーン、ヴィクター・フェルドマン、ジェイ・グレイドン、ルカサー、シンガーズ3、深町純などなど。

(今、私がAOR好きなのも納得!)
上記、日本のポップミュージックとスタジオミュージシャン勢という絡みで聴いてみると、五輪真弓さんの70年代後半の「東京」ってアルバムの音に近い気がします。